ケブラッチョQuebracho |
高さ10~20m、直径50~60cm。花はイエローグリーンで雌雄同花。
実は海綿状で片翼のマサラ。木肌は概ね2種類(白色と褐色)共に超硬質である。
成長は遅いが場所を選ばず生育するため、広く分布し、その数も多く、強健で長寿命が特徴。
またアルゼンチンの傑出した市場材としての認知度も高い。小型ないし中型の樹木である。
比重1,20~1,25で世界第2位グループに属し、耐久性は枕木として40~50年間耐えると言われている。又、この木から取れる「渋」は植物タンニン材として昔から皮のなめしに使われており、日本にも輸出されている。心材は赤褐色できわめて硬質で加工は難しい。色は、肌色と褐色の2種類あるが、内部より渋が出て紫黒色になる。 ケブラッチョの由来はスペイン語で硬いことから斧を折るの意。 |